今年の産大ラグビー部は８年ぶりに同志社大学を破り、９年ぶりに大学選手権でベスト４進出、正月２日の国立競技場で早稲田大学と試合を行ないました。
最近のラグビー人気は一昔前の頃と比較すると、サッカー人気に押されて低下していると言われています。実際、関西の大学ラグビーリーグでスタンドが満員になる事はなく、お正月の大学選手権でも空席が目立ちました。とは言え、産大と早稲田大学とのラグビーの試合は約4万人の観客が入り、NHKの全国放送で露出されました。
ここにあるのは、産業大学が関西学院大学を破り、初めて関西六大学連盟へ昇格を決めた瞬間を伝える新聞です。場所は西京極球場で、時は、昭和４８年春の入れ替え戦で、秋季リーグは昇格後すぐ３位の好成績でした。
今では考えられないほどの観客が西京極球場を埋め尽くしているのが分かります。
当時の野球に対する熱狂ぶりが手に取るようです。
今年、東京六大学野球連盟は日本テレビと５年の複年数契約を締結しました。東京六大学野球は現在、日本テレビのインターネットTVで視聴出来るようになっていましたが、今後は地上波でも視聴出来ることになります。これは早稲田実業から入部した齋藤投手がきっかけになったのは明白ですが、連盟の方も『リーグが注目されることで、学生たちの意識向上に期待する』とコメントされていました。
今年、これらのことをきっかけとして全国の大学野球も注目されるように、またその中において京都産業大学硬式野球部の更なる活躍を祈っています。
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