HOME 事務局 会員名簿 LINK&協賛企業様 お問い合わせ
事務局

OBの独り言 目次
 


OBの独り言
頑張れ!産大野球部
2007.2 北住達也

 世間では、2007年問題が言われるようになっています。退職者の増加による社会問題が中心に話がされていますが、大学においても2007年問題の影響があるそうです。それは少子化問題による学生数の減少です。これを「全入時代」と呼ぶそうです。
 2月の初旬、産経新聞に「全入時代の大学野球」と言う題名の記事が3日連続で掲載されていました。全入時代を迎えた大学において、大学野球部の存在と役割などを、色々なケースで紹介しています。高校球児の進路先として学力に不安のある球児を受け止めることで人気上昇中の関西国際大学や大学の指定強化クラブとなり専用球場、専用寮のバックアップで選手強化を行う八戸大学の野球部の紹介や、実力校としてプロ野球選手を多く輩出することで知名度を不動にした東北福祉大、また古葉竹識広島カープ元監督を招聘し、新野球場、室内練習場を建設するなどの強化策を打ち出す東京国際大学、名門校で他のクラブとの共存共栄を図っている関西学院大などが掲載されていました。最後に「全入時代」の大学野球を担うのは、東京六大学、東都大学リーグなど一部のエリート校と地方や新興大学の2極化した勢力かもしれないとしていました。
 さて産大は、強豪校のように大量な選手が毎年入部することはありません。今年も先日1回生が11名入ってきました。高校時代、各チーム、各地方、甲子園で活躍した選手たちです。また、4月には、一般生が数名入り、合計で15から20名になる程度です。また、練習の野球場も完成当時は素晴らしい野球場だったと思いますが、今は、既に30年以上経過しています。しかし、ここ十数シーズン必ずリーグで優勝争いを行ない、プロ野球に選手を送り込み、連盟や高校、大学内その他の関係者から、京産大野球部の評価は高いと聞きます。これは、選手の皆さんの努力はもちろんですが、野球部を長年支えてきている部長、監督、コーチ、OB、大学その他様々な関係者の方々によってではないかと思います。グランドに顔を出しますと、その想いはますます強くなります。
 野球部は、昨年残念ながら、ライバルの龍谷大学に敗れ優勝することができませんでしたが、これからの四国でのキャンプ、オープン戦を通じてさらにチームが目標に向って戦力を上げてくれると思います。さらに、3月末には屋内練習場が五常寮横に完成することで、ソフト面だけでなく、ハード面も充実される予定です。
 OBとして、今後も選手の努力や現場の方々の頑張りに少しでも役に立てるよう出来るだけサポートしたいと思います。



トップに戻る


Copyright(C)京都産業大学硬式野球部OB・OG会